「市民交流センターだより 第38号」令和6年10月発行
〔説明〕
これはA3 横 モノクロ 両面 二つ折りのリーフレットです。
〔説明終わり〕
発行:堺市立健康福祉プラザ 市民交流センター
〒590-0808 堺市堺区旭ヶ丘中町4丁3番1号
tel.072-275-5017 fax.072-243-0330
2024年製作
テキスト化凡例
1 4ページに分かれています。
2 テキスト化の際に加えた説明は〔 〕(亀甲かっこ)で囲んでいます。
3 写真の説明は【 】(墨付きかっこ)で囲んでいます。
4 ルビは、《 》(二重山かっこ)で囲んでいます。
5 目次をつくりました。タイトルの前に◎をつけています。
6 ®マルアールは(R)と記載して《マルアール》とルビを付けています。
テキスト化凡例終わり
目次
◎春のプラザ祭り 1ページ
◎市民交流センター 2ページ
◎授産活動支援センター 3ページ
◎研修室・クラフトルーム・クッキングルームの使用について 4ページ
◎プラザの事業をサポートしていただけるボランティアを募集しています 4ページ
◎利用者の声 4ページ
◎堺市立健康福祉プラザ 4ページ
目次終わり
1ページ
「市民交流センターだより 第38号」
市民交流センター・授産活動支援センターが開催する教室・講座・イベントの情報をお届けします。
◎春のプラザ祭り
4月20日(土)に「春のプラザ祭り」を開催しました。お天気にも恵まれ、たくさんの人にお越しいただきました。
健康福祉プラザを知っていただく交流事業の一つとして、このイベントを開催しています。バリアフリー映画の上映会、創作コーナー、販売コーナー、体験コーナーなどを皆様に参加していただくことで、健康福祉プラザをより身近に感じていただき、障害のある人ない人の相互理解の向上を目的としています。
主なメニューとしては、「トレーニングプログラムの体験会」「キッチンカーと屋台」「お遊びコーナー」「簡単・楽しい 認知エクササイズ」「聴覚サポート機器体験」などを行いました。また、「第13回堺市授産製品コンクール堺市長賞授与式」を行い、受賞された障害者事業所の方々には、大変喜ばれています。
12月にも「障害者週間」フェスティバルを開催します。多くの方に楽しんでいただけるような企画を考えていますので、ぜひご参加してください。
【写真6枚】
〔説明〕
写真ごとに、タイトルが書かれた付箋が張られています。
1 トレーニングプログラムの体験会
〔体育室で老若男女が椅子に座ってストレッチをしています。〕
2 キッチンカーと屋台
〔屋外で軽食が販売されています。〕
3 お遊びコーナー
〔車いすに座った人が輪投げをしています。〕
4 簡単・楽しい認知エクササイズ
〔高齢男性と職員が部屋でパソコンを見ています。〕
5 聴覚サポート機器体験
〔展示された様々な機器の前にたくさんの人が集まっています。〕
6 第13回堺市授産製品コンクール堺市長賞授与式
〔賞状やたてを手にした受賞者が並ぶ記念写真です。〕
〔説明終わり〕
【写真終わり】
2ページ
◎市民交流センター
市民交流センターでは、より多くの市民の皆様に気軽にご参加いただけるように、陶芸、絵画、料理、写真、園芸などの教室を実施しています。
わくわくサマースクール
8月3日(土)に小学生を対象とした障害理解を促進する目的で「わくわくサマースクール」を開催しました。小学2年生~4年生の計13名にご参加いただき、パラリンピック種目の「車いすバスケットボール」と「ブラインドサッカー(R)《マルアール》」の2つのプログラムを体験していただきました。
「車いすバスケットボール」は、車いすバスケットボール専用の車いすに乗って、操作の方法や車いすに乗りながらのプレーの方法を教わり、けっして難しいことではなく楽しいスポーツであることを学んでいただきました。
また、障害のある人もない人も、同じ車いすに乗ってプレーをすることで、喜びも悔しさも一緒に味わえることを体感していただきました。
「ブラインドサッカー(R)《マルアール》」は、視覚障害者が行うサッカーです。アイマスクをして視覚情報が無い中でのサッカーなので、最初は不安そうな参加者もいましたが、日本ブラインドサッカー協会からお越しいただいた講師の皆さんの丁寧な指導のおかげで、アイマスクしながらドリブルやシュートにチャレンジしました。
アイマスクをしていると一人では難しいこともありますが、まわりの人と協力すれば一緒に楽しめることを学んでいただきました。
参加者からは、「全部楽しくてもっとやりたかったです。今日はありがとうございました。」「障害があっても皆で協力するとできる。」などの感想をいただきました。
体験を通じて「障害」を知ることによって、障害のある人もない人も協力し合うことで、共生社会の実現につながることを理解してもらえたらと願っています。
【写真2枚】
〔説明〕
1 車いすバスケットボールの専用車いすに乗った子供たちが講師の周りに集まり、説明を聞いている様子です。
2 アイマスクをしてサッカーボールを蹴る子供たちと、それを見守る講師の様子です。
〔説明終わり〕
【写真終わり】
新規教室も続々企画中!新しいことにチャレンジしよう!
市民交流センターでは、障害のある方ない方が教室を通して、交流しながら楽しんでいただける教室を年間多数、開催しております。「陶芸」・「絵画」・「書道」等の文化・芸術系の教室や「パン」・「お菓子」・「料理」等のクッキング系の教室、「プリザーブドフラワー」・「タイルクラフト」等のクラフト系の教室等、好評をいただいています。
今年度下半期では、「つまみ細工教室」、「グラスアート教室」の2つの新規教室を開講予定です。「つまみ細工教室」は、布生地をつまんで折り畳み、花などの形を作る日本の伝統工芸です。伝統工芸=堅苦しいものではなくより身近に簡単に体験していただけます。「グラスアート教室」は、特殊なカラーフィルムを土台に貼り付け、鉛の線(リード線)でデザインを描いて仕上げる、簡単で安全な工芸です。ステンドグラスのような素敵なインテリア作品が作れます。
「知りたい。」「興味がある。」という好奇心をかりたて、色々な新しいことに挑戦したり、気分転換していただき、皆様の日常生活の豊かさの一助になればと思います。
また、教室参加者からは、作品を作るだけではなく、「共通の趣味で出会えた方がいて、嬉しかった。久しぶりに笑顔になれた。」等と感想をいただき、交流の場ともなっています。
人と人との出会いは、感じるものや得るものがあり、それが人を穏やかにしたり、癒すことに繋がるのだと感じます。今後もそのような機会を提供できるよう、皆様に楽しみながら交流できる教室を企画開催しますので、ぜひご参加ください。
【写真2枚】
〔説明〕
1 つまみ細工
〔6枚の花びらで形作られた花に2枚のリボンがついた、つまみ細工の作品2つが写っています。〕
2 グラスアート
〔「welcome」の文字の周りにグラスアートのデザインが施されたプレートが写っています。〕
〔説明終わり〕
【写真終わり】
3ページ
◎授産活動支援センター
障害のある方が福祉施設で取り組む、ものづくりや作業のことを「授産(じゅさん)活動」といいます。
「映える!商品写真の撮り方セミナー」を開催
授産活動支援センターでは、福祉事業所で授産活動に携わる職員の皆さまを対象に、年2回セミナー(勉強会)を開催しています。
昨今、製造されている授産製品をネットショップへ出品したり、SNS等で紹介している福祉事業所が増えていますが、その際には写真の見映えをよくすることが大切になります。そこで、プロカメラマンを講師に迎え、スマートフォンのカメラで商品写真を上手に撮るためのポイントを学ぶセミナーを開催しました。
前半の講義では、光の加減を調節することや構図を意識することが大切であること、使用している時のイメージが伝わるように撮影する必要があることなどを教えていただきました。後半では、それぞれ持ち寄った授産製品を実際に撮影しながら、講師から具体的なアドバイスをいただきました。参加された皆さまからは「撮影時の工夫などが分かり大変参考になった」、「丁寧に教えてもらえたので分かりやすかった」といった感想をいただいています。
参加された皆さまには、写真を通して、今後も授産製品の魅力を多くの方に発信していただきたいと思います。
【写真】
〔説明〕
授産製品の前でスマートフォンを手に持つ講師を参加者たちが囲み、熱心に説明を聞いている様子です。
〔説明終わり〕
【写真終わり】
各区のネットワークによる展示販売会を開催中!
堺市内の各区には、福祉事業所等の皆さまが集まり活動されているネットワークがあります。そのネットワークによる活動の一環として、障害福祉への理解促進等を目的とする授産製品の展示販売会が、各区役所で定期的に開催されています。
その取り組みをもっと多くの人に知ってもらうため、昨年度の後半より、各ネットワークの皆さまに毎月順番にお越しいただき、こちら健康福祉プラザでも展示販売会を開催していただいています。当日の準備や販売には、実際に製品づくりにかかわっておられる障害のある方々も積極的に参加されています。
来館されている皆さまからは「毎月楽しみにしています」、「このような販売会が各区役所でも行われているのをはじめて知りました」などの声をいただくことがある他、「次はいつ開催されますか」といったお問い合わせをいただくことも増えてきました。また、参加されている福祉事業所の皆さまからは、「来館されている方々が、いつも好意的にお声がけくださるので気持ちよく販売できています」、「お客様も多いので、また呼んでください」といった感想をいただいています。
今後も継続することで、授産製品の認知度向上や販売機会の創出、障害のある方々の社会参加の促進等につなげていきたいと考えています。
【写真】
販売会の様子
〔説明〕
クロスをかけた長机の上に多数の授産製品が並べられ、その前に多くの人が集まっています。
〔説明終わり〕
【写真終わり】
4ページ
◎研修室・クラフトルーム・クッキングルームの使用について
市民交流センターでは、研修室などの貸出を行っています。障害の有無にかかわらず、どなたでもご利用いただけます。
研修室
大研修室・研修室A~Dの5つの研修室があります。全室で無線LANを完備し、付属設備としてプロジェクターとスクリーンが利用できます。また、大研修室と研修室Cには音響設備があり、マイクも利用できます。(付属設備は有料)
[利用例]研修、オンライン会議、ゲーム大会、映画上映
クッキングルーム
調理器具を備えた調理室です。お子さんや車いすの方にも便利な昇降機能付き調理台(シンク、IH調理器具2機付属)が4台あり、炊飯器やオーブンレンジ、鍋やフライパン等の調理器具を備えています。
クラフトルーム
絵画、陶芸、木工など、幅広い創作活動にご利用いただける工作室です。木製作業台が5台あり、流し台を備えています。陶芸活動でお部屋をご利用の場合、作品を焼成できる陶芸用電気釜を利用できます。(陶芸用電気釜:減免登録団体対象、事前要相談)
料金及び利用方法については健康福祉プラザのホームページをご覧ください。
http://www.sakai-kfp.info/html/use.html〔読み〕《エイチティーティーピー コロン スラッシュスラッシュ ダブリュダブリュダブリュ ドット サカイ エスエーケーエーアイ ハイフン ケーエフピー ドット アイエヌエフオー スラッシュ エイチティーエムエル スラッシュ ユーエスイー ドット エイチティーエムエル》
*障害者団体には利用料の減免制度あり(事前の登録が必要)
*営利を目的とする活動及び公序良俗に反する活動での施設のご利用はできません。
*堺市施設予約システムから仮予約できます。(事前の登録が必要)
〔研修室等案内の二次元コードがあります。〕〔利用方法案内の二次元コードがあります。〕
【写真3枚】
〔説明〕
1 研修室の写真です。3人が座れる机が多数あり前方にはホワイトボードがあります。
2 クッキングルームの写真です。
3 クラフトルームの写真です。
〔説明終わり〕
【写真終わり】
◎プラザの事業をサポートしていただけるボランティアを募集しています
健康福祉プラザでは、スポーツセンターの教室や市民交流センターのイベント、生活リハビリテーションセンターの訓練などをサポートしていただけるボランティアを募集中です。ぜひご協力ください。
お問い合わせは市民交流センターまでお願いします。
*ボランティアに登録するには説明会への参加が必要です。*次回説明会は11月15日(金)午後1時半~3時半です。
◎利用者の声
健康福祉プラザの施設運営等に対する様々なご意見をいただきありがとうございます。
令和6年4月~8月までに「館内の温度に関すること」「職員の接遇に関すること」「施設の清掃に関すること」「警備員の巡回に関すること」「プール利用に関すること」「体育室利用に関すること」等、17件のご意見をいただき改善に努めてまいりました。
今後とも利用者サービスの向上に努めてまいりますので、お気づきの点や気になること等ございましたらご意見をお寄せください。
◎堺市立健康福祉プラザ
堺区旭ヶ丘中町4丁3番1号
【地図】
〔説明〕
堺市立健康福祉プラザの位置を表した地図です。
JR阪和線の百舌鳥駅から大仙公園に向かって西へ約1.4km、上野芝駅から履中天皇陵古墳に向かって北西へ約1.1kmの位置にあります。
大仙公園の南西側と履中天皇陵古墳の北側の間に位置します。
南海バス泉ヶ丘行きの「旭ヶ丘健康福祉プラザ前」バス停の前です。
〔説明終わり〕
【地図終わり】
以上で、「市民交流センターだより 第38号」を終わります。
製作 堺市健康福祉プラザ 視覚・聴覚障害者センター
製作協力 テキスト化堺
制作完了 2024年10月