企画展 「堺のくらし大百科」

〔説明〕
これは、A4縦 両面カラーのチラシです。
〔説明終わり〕

発行 堺市博物館 2025年

テキスト化凡例
1 オモテ面とウラ面があります。
2 テキスト化の際に加えた説明は〔〕(亀甲かっこ)で囲んでいます。
3 ルビは《》(二重山かっこ)で囲んでいます。
4 写真は【】(墨付きかっこ)で囲んでいます。
テキスト化凡例終わり

〔オモテ面〕

企画展 「堺のくらし大百科《だいひゃっか》」
ちょっとむかしの堺のヒミツを探ってみよう!

〔期間〕:令和7年1月7日(火曜)~3月2日(日曜)
開館時間:午前9時30分~午後5時15分(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日 ※ただし1月13日・2月24日は開館
観覧料:一般200円(160円)高校・大学生100円(70円)小・中学生50円(30円)
*()内は20名以上の団体料金
*堺市在住・在学の小・中学生は無料
*堺市在住の65歳以上および障害がある方は無料(要証明書)

【展示品の写真15枚】
〔向かって右下から反時計回りに、展示品名、写真説明の順に説明します。〕
1.「肩曳き車《かたひきぐるま》」
〔説明〕
物を運ぶ道具。木材で作られています。車輪が左右に2つ付いています。
2.「堺市章《さかいししょう》」
〔説明〕
堺市のシンボルマークです。デフォルメされた「市」という漢字が3つ、逆三角形のように中心から3方向へ延びており、フォークの持ち手を中央で重ねたようにも見えます。
3.「行灯《あんどん》」
〔説明〕
平べったい円柱状の土台部分に3本の細い棒が立っており、上部の円柱状の覆いにつながっています。上半分は白い紙で覆われ、一部分は開いています。中央に火を灯す皿が見えます。
4.「黒電話」
〔説明〕
黒色の、ダイヤル式電話です。
5.「真空管ラジオ《しんくうかんらじお》」
〔説明〕
茶色い縦長の木製の箱のように見えます。上部は丸くなっており、3ヵ所くりぬかれた部分があり、下部には細かな部品がついています。
6.「足踏み脱穀機《あしふみだっこくき》」
〔説明〕
青ペンキで塗装された大きな箱形の機械です。オレンジの板が打ち付けられており、製造会社の名前が大きく書かれています。足踏みで動かして稲の穂先から籾《もみ》を取る機械です。
7.「堺市案内記《さかいしあんないき》」
〔説明〕
水族館で水槽に見入る大勢の人びとを描いたカラーの絵です。着物姿の女性や子供連れ、洋服姿の男性に交じり、外国人の姿もあります。
8.「龍女神像《りゅうじょしんぞう》」
〔説明〕
ブロンズ製の女神の像で、頭部に龍を戴いています。右手には宝珠をつかんでいます。
9.「潜水帽《せんすいぼう》」
〔説明〕
真ちゅう製の潜水用の帽子です。丸い形で、顔の部分にレンズをはめる大きな穴が開いています。
10.「湯たんぽ《ゆたんぽ》」
〔説明〕
体を温めるために湯をいれて使用する楕円形の容器です。金属性で、表面は波型、小さな口があり栓をしてあります。
11.「堺県札《さかいけんさつ》」
〔説明〕
〔明治元年~14年に存在した〕堺県が発行した紙幣。縦長の紙に銭代、金壱朱《きんいっしゅ》、堺県と印刷されています。
12.「ソコヌケタンゴ」
〔説明〕
木でできた小型の桶2つです。桶の上部に天秤棒を通して担ぎ、水を撒くときに桶の底にある蓋を開閉することができます。
13.「羽釜《はがま》」
〔説明〕
米を炊く釜で、釜の外側中央に羽がぐるりとついています。蓋は丸い重い木で下駄の歯のような2本の取っ手がついています。
14.「氷冷蔵庫《こおりれいぞうこ》」
〔説明〕
大きな縦長の木の箱で2段に分かれており、それぞれの前面に片開きの扉があります。上段に大きな氷を入れて冷やします。
15.「火のし《ひのし》」
〔説明〕
金属製でひしゃくの形をしています。炭火を入れて、その熱と重みでしわをのばします。
【写真終わり】

堺市博物館
SAKAI CITY MUSEUM

〔ウラ面〕

ちょっとむかしの堺のヒミツを探ってみよう!
こたえは堺市博物館に来るとわかる!

〔問題が7つあります。それぞれに写真があり、問題の後に説明をします。〕

問題1 「堺県《さかいけん》」ってなに?
〔説明〕緑色に塗りつぶされた地図です。「タツノオトシゴ」のような形で、上下に長く、上の部分が横に広がっています。
問題2 堺に水族館があったの?
〔説明〕カラーの絵です。魚のイシダイが大きな水槽で泳いでいます。
問題3 イルミネーションっていつからあったの?
〔説明〕カラーの絵です。中央の通りの先には、両側の二階建ての家の屋根から大きな棒を立てて、電飾で作られた明るく光る菊の紋が吊り下げてあります。
問題4 水道がない時代の暮らしは?
〔説明〕男が両側に桶をつるした天秤棒をかついている絵です。
問題5 昔の暖房ってどんな道具だった?
〔説明〕木材を組み合わせてできた、横に寝かせた六角柱のような形の道具です。左右の六角形に12本の木が渡され、中に火を入れるための銅鑼型の容器が入っています。
問題6 これは何に使う道具?
〔説明〕金属製でバケツの形をしており、口が正面を向いています。中では、2本の鉄輪が回転して中央に置いた物が固定され、振り回しても常に垂直になる工夫がされています。
問題7 この風車《ふうしゃ》は何のためのもの?
〔説明〕「石津の風車」と書かれたカラーのスケッチです。広い畑の中、高い櫓の上に羽をつけた風車が沢山描かれています。風車からため池に水が注がれています。
〔説明終わり〕

〔関連イベント 2つあります。〕

1.昔の遊び・道具を体験してみよう!
ブンブンゴマなど昔のおもちゃを作って遊んだり、昔の道具を使ったりしてみよう。
参加費:無料
日時:令和7年1月25日(土曜)、2月23日(日曜)各日午後1時~4時
場所:堺市博物館ホール、学習室
定員:常時30名程度、当日先着順で受付

〔手作りしたブンブンゴマ、2つの写真があります。〕
 
2.展示品解説&道具に触れてみよう!
学芸員から展示品の説明を聞いたあと、実際に道具に触れてみよう。
参加費:観覧料のみ
日時:令和7年1月18日(土曜)、3月1日(土曜)各日午後2時~(30分程度)
参加方法:企画展示場コーナーに開始時刻までに集合

次回予告
(企画展)
井上関右衛門家文書《いのうえせきえもんけもんじょ》の世界
-堺鉄炮《てっぽう》の生産・販売・技術-
令和7年3月8日(土曜)~5月11日(日曜)

堺市博物館 SAKAI CITY MUSEUM

〒590-0802
堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁 大仙公園内
TEL:072-245-6201 FAX:072-245-6263
HP https://www.city.sakai.lg.jp/kanko/hakubutsukan/〔読み〕《エイチティーティーピーエス コロン スラッシュスラッシュ ダブリューダブリューダブリュー ドット シティー シーアイティーワイ ドット サカイ エスエーケーエーアイ ドット エルジー ドット ジェイピー スラッシュ カンコー ケーエーエヌケーオー スラッシュ ハクブツカン エイチエーケーユービーユーティーエスユーケーエーエヌ スラッシュ》

〔堺市博物館の二次元コードがあります。〕

〔Facebook〕https://www.facebook.com/sakaishihaku/〔読み〕《エイチティーティーピーエス コロン スラッシュスラッシュ ダブリューダブリューダブリュー ドット フェイスブック エフエーシーイービーオーオーケー ドット シーオーエム スラッシュ サカイシハク エスエーケーエーアイエスエイチアイエイチエーケーユー スラッシュ》
スマートフォンをかざしてこちらの二次元コードを読み込んでください。

〔堺市博物館のフェイスブックの二次元コードがあります。〕

〔二次元コードにスマートフォンをかざすイラストがあります。〕

交通案内
電車:JR阪和線「百舌鳥」駅下車(約500m)
バス:南海高野線「堺東」駅から南海バス(140系統で約10分)、「堺市博物館前」停留所下車(約280m)
駐車場:大仙公園第3駐車場(仁徳天皇陵古墳東南・有料)

【地図】
〔説明〕
大仙公園内にある、堺市博物館への交通案内地図です。
JRと南海高野線が交差している三国ヶ丘駅から、JRで和歌山方面の次の駅が「JR百舌鳥」駅です。
百舌鳥駅の西側から「御陵通」を西へ行くと、南側に「大仙公園」があり、北側は「仁徳天皇陵古墳」です。
仁徳天皇陵古墳側に有料駐車場と百舌鳥古墳群ビジターセンターが並んでいます。仁徳天皇陵前に、バス停「堺市博物館前」があり大仙公園入口です。
御陵通を西に進むと「大阪和泉泉南線」、「国道26号線」と交差しています。
〔説明終わり〕
【地図終わり】

以上で、堺市博物館 企画展「堺のくらし大百科」のテキスト化を終わります。
製作 堺市健康福祉プラザ 視覚・聴覚障害者センター
製作協力 テキスト化堺
製作完了 令和7年1月