企画展 鉄炮鍛冶屋敷開館1周年記念 井上関右衛門家文書の世界
〔説明〕
これは、A4縦 両面カラーのチラシです。
〔説明終わり〕
発行 堺市博物館 2025年
テキスト化凡例
1 オモテ面とウラ面があります。
2 テキスト化の際に加えた説明は〔〕(亀甲かっこ)で囲んでいます。
3 ルビは《》(二重山かっこ)で囲んでいます。
4 写真・図は【】(墨付きかっこ)で囲んでいます。
5 ©コピーライトは(C)と記載して《コピーライト》とルビを付けています。
テキスト化凡例終わり
〔オモテ面〕
企画展 鉄炮鍛冶屋敷開館1周年記念 井上関右衛門《いのうえせきえもん》家文書の世界
―堺鉄炮の生産・販売・技術―
令和7年3月8日(土)~5月11日(日)
【写真7枚】
〔1~3と5は文書の写真、4・6・7はタイトルの背景にある写真です。〕
1 直し筒四十挺の手形ニ付覚《なおしづつよんじっちょうのてがたにつきおぼえ》 寛文13(1673)年7月21日
〔横長の長方形の紙に、縦書きで受注した四十挺の鉄砲について墨で書かれています。〕
2 諸家様御出入先々名前帳《しょけさまおでいりさきざきなまえちょう》 天保13(1842)年6月
〔開かれた状態のノートで各ページに4行で3段ずつ、上から順に地方、諸家様(大名や旗本)の名前、出入りしている一人または複数の鉄砲鍛冶の名前が書かれています。〕
3 御大名様出入書上帳《おだいみょうさまでいりかきあげちょう》 寛政12(1800)年頃以降
〔開かれた状態の横長のノートで、縦書きで取引先に関する情報が墨で書かれています。〕
4 さまざまな通《かよい》 江戸時代後期
〔縦長の紙を綴った帳簿が数冊あります。下職《したしょく》と呼ばれる職人との取引を記した記録簿です。帳簿の表紙に縦書きで下職の名前が墨で書かれています。〕
5 雷金砲注文書《らいきんほうちゅうもんしょ》 江戸時代後期
〔横長の長方形の紙の全面に右側からみた鉄砲の絵があります。鉄砲の長さや筒部分の寸法が書かれています。鉄砲の絵の上側に縦書きで鉄砲に関する要望が墨で書かれています。〕
6 火事羽織《かじばおり》 江戸時代後期
〔山吹色の無地の羽織と胸当、帯です。羽織の袖と胸当て、帯には井上家の家紋である八つ鷹の羽車が入っています。〕
7 井上関右衛門銘火縄銃《いのうえせきえもんめいひなわじゅう》 江戸時代後期
〔銃口を上に向け右側から撮影した火縄銃です。〕
【写真終わり】
堺市博物館 SAKAI CITY MUSEUM
〔ウラ面〕
企画展 鉄炮鍛冶屋敷開館1周年記念 井上関右衛門家文書の世界―堺鉄炮の生産・販売・技術―
井上関右衛門家住宅(堺市有形文化財)は、鉄炮鍛冶の屋敷構えを残す全国唯一の遺構として知られ、令和6年3月に堺市立町家歴史館の「鉄炮鍛冶屋敷」として開館しこのたび開館1周年を迎えました。
同家に伝わり、近年本格的な調査が始められた2万点を超える井上関右衛門家文書は、これまでほとんど明らかではなかった江戸時代の鉄炮鍛冶の実態を伝える資料として注目を集め、通説を塗り替える事実も次々と紹介されています。本展では、古文書を中心に井上関右衛門家のあゆみをたどり、江戸時代の堺鉄炮について生産・販売・技術の側面からご紹介します。現在の「ものづくりのまち堺」のルーツとなる堺の歴史について、理解を深めていただくきっかけとなれば幸いです。
【写真】
二百五十目玉大筒雛形《にひゃくごじゅうめだまおおづつひながた》 弘化3(1846)年
〔横長の紙に、大砲の設計図が書かれています。筒先のサイズや大砲の各部位の長さが墨で書かれています。〕
【写真終わり】
〔4種類のイベントがあります。イベントに番号を付けました。〕
1 講演会
演題:「堺鉄炮鍛冶の世界《さかいてっぽうかじのせかい》-砲術家と下職の間《ほうじゅつかとしたしょくのあいだ》-」
日時:令和7年4月12日(土)午後2時~3時30分
講師:藪田貫《やぶたゆたか》氏(関西大学名誉教授・兵庫県立歴史博物館館長)
申込期間:令和7年3月19日(水)~4月3日(木)
2 学芸講座〔3つあります。〕
講座①「井上関右衛門家文書について」
日時:令和7年3月15日(土)午後2時~3時30分
講師:渋谷一成《しぶたにかずなり》(当館学芸員)
申込期間:令和7年2月20日(木)~3月6日(木)
講座②「井上関右衛門壽次《いのうえせきえもんひさつぐ》-歴史を遺した最後の鉄炮鍛冶-」
日時:令和7年4月19日(土)午後2時~3時30分
講師:山田悠太朗(堺市文化財課学芸員)
申込期間:令和7年3月27日(木)~4月10日(木)
講座③「博覧会の時代と井上関右衛門家」
日時:令和7年5月10日(土)午後2時~3時30分
講師:江坂正太《えさかしょうた》(堺市文化財課学芸員)
申込期間:令和7年4月17日(木)~5月1日(木)
定員・申込方法 〔1〕講演会・〔2〕学芸講座とも事前申込制です。
定員:各回80名。応募者多数の場合は抽選。
場所:堺市博物館ホール
電子申請システムまたは、往復ハガキでお申込みください。
[電子申請]堺市博物館ホームページよりアクセスの上、お申し込みください。
[往復はがき]往信面に「①イベント日、②イベント名、③申込者住所・氏名・電話番号」、返信面に返信先をご記入の上、堺市博物館までご郵送ください。1通につき、1イベント1名。
堺市博物館HP〔二次元コードがあります。〕
3 学芸員による展示品解説
日時:令和7年3月9日(日)、3月20日(木・祝)、4月29日(火・祝)
各日とも午後2時から30分程度。
場所:企画展会場
事前申込不要、直接企画展会場へ、要観覧料。
4 鉄炮鍛冶屋敷開館1周年記念イベント
期間:令和7年3月1日(土)~4月21日(月)
〔場所〕鉄炮鍛冶屋敷・清学院・山口家住宅の3館で行います。
3月1日から5月11日までの博物館の半券をご提示くださった方は、町家歴史館3館を2割引でご観覧いただけます。
予告
第3回鉄炮鍛冶屋敷企画展
「いくで、明治の博覧会!
―鉄炮鍛冶井上関右衛門奮闘記―」
〔堺市立町家歴史館の二次元コードがあります。〕
【写真】
〔道路に面して白壁の屋敷が立ち並んでいます。〕
【写真終わり】
堺市博物館
〒590-0802 大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁 大仙公園内
TEL.072(245)6201 FAX.072(245)6263
https://www.city.sakai.lg.jp/kanko/hakubutsukan/〔読み〕《エイチティーティーピーエス コロン スラッシュスラッシュ ダブリューダブリューダブリュー ドット シティ シーアイティーワイ ドット サカイ エスエーケーエーアイ ドット エルジー ドット ジェイピー スラッシュ カンコー ケイエーエヌケーオー スラッシュ ハクブツカン エイチエーケーユービーユーティーエスユーケーエーエヌ スラッシュ》
開館時間 午前9時30分~午後5時15分(入館は午後4時30分まで)
休館日 月曜日(5月5日は開館)
観覧料 一般200円(160円)/高校・大学生100円(70円)/小・中学生50円(30円)
※( )内は20名以上の団体料金
※堺市在住の65歳以上の方、障害のある方は無料(要証明書)
※堺市内在住・在学の小・中学生は無料
本展開催期間中、町家歴史館の半券をご提示くださった方は、団体料金でご観覧いただけます。
【イラスト】
サカイヒナワくん(C)《コピーライト》YABUUCHI Satoshi
〔説明〕
鎧を身に着け、右手に鉄砲、左手に剣を持ち、陣笠をかぶったサカイヒナワ君が描かれています。
〔説明終わり〕
【イラスト終わり】
【地図】
〔説明〕
大仙公園内にある、堺市博物館への交通案内地図です。
JRと南海高野線が交差している三国ヶ丘駅から、JRで和歌山方面の次の駅が「JR百舌鳥」駅です。
百舌鳥駅の西側から「御陵通」を西へ行くと、南側に「大仙公園」があり、北側は「仁徳天皇陵古墳」です。
仁徳天皇陵古墳側に有料駐車場とビジターセンターが並んでいます。仁徳天皇陵前に、バス停「堺市博物館前」があり大仙公園入口です。
御陵通を西に進むと「大阪和泉泉南線」、「国道26号線」と交差しています。
〔説明終わり〕
【地図終わり】
[交通案内]
電車 JR阪和線「百舌鳥」駅下車約500m
バス 南海高野線「堺東」駅から南海バス(140系統で約10分)、バス停「堺市博物館前」下車約280m
駐車場 大仙公園第3駐車場(仁徳天皇陵古墳東南・有料)
以上で、「企画展 鉄炮鍛冶屋敷開館1周年記念 井上関右衛門家文書の世界」のテキスト化を終わります。
製作 堺市健康福祉プラザ 視覚・聴覚障害者センター
製作協力 テキスト化堺
製作完了 2025年3月