わびさび4号
館長挨拶 岩井和彦
早いもので、2014年も2月となりました。今年にかける皆様の思いはいかがでしょうか?スタートは順調でしょうか?一言、2014午駆ける年の私の"抱負"を述べさせていただきます。
今年は、「国連障害者権利条約」がわが国においても<ようやく>批准されます。権利条約では、障害のある人が点字、触覚、拡大文字、マルチメディア、音声、手話・要約筆記等々あらゆる形態で、「表現と意見の自由、及び情報の利用」の権利を持つことが宣言されています。堺市立健康福祉プラザ 視覚・聴覚障害者センターでは、こうしたコミュニケーションと情報の自由を求めて、職員の専門性を高めてまいる所存です。
点字図書館では、従来からの蔵書制作に加えて、ボランティアの方々の全面的ご協力により、映画やテレビの音声解説・漫画の音声化、テキストデイジー、触図作成など多様な形態で情報を提供したいと考えています。繰り返しになりますが、「障害者権利条約」では、映像も含めた一般の情報を「さまざまな障害に応じて利用可能な形態と技術で、タイムリーかつ追加費用なしで提供する」ことを求めています。
また、近年、展示物に触れられる博物館や美術館が増えていますが、ここ、堺市においても市民会館や私立博物館・ソフィア堺等関係機関と協力して、私たちが文化・芸術を楽しむことで、私たちの堺がさらに住みよく楽しいところになればと願っています。
私事で恐縮なのですが、昨年8月から堺市立健康福祉プラザまで大仙公園を散歩しながら通勤しております。近くに仁徳天皇陵古墳や履中天皇陵古墳など多くの古墳があるのだと思うだけでも、歴史の重みを感じるのは不思議なものです。堺を丸ごと楽しみたいと欲張りなことを考えながら歩いています。
堅苦しいにご挨拶になってしまいましたが、2014年も職員一同「おもてなし」の心で皆様をお待ちしていますので、是非、健康福祉プラザの点字図書館に遊びに来てくださいね!
利用者の皆様へ
◯テープ製作がまもなく終了します
以前にもお知らせをしていますが、当館でのカセットテープによる図書製作が今年度をもちまして完全に終了いたします。カセットご利用の方にはご迷惑をおかけしますが、カセット製作機器・カセットテープの入手が困難になってきていることが大きな理由です。このわびさびにつきましても、次号からはカセットの皆様の分はデイジーでの発送となります。ご了承ください。なおデイジー機器の操作法については図書館で随時説明をいたしますのでご希望の方は職員「原田」までご連絡ください。
なお、他館が製作しているカセットの取り寄せ貸し出しは対応しておりますので従来通りご利用ください。
◯交流サロンのご案内
毎月一回、利用者の皆様、ボランティア、職員が交流をできるようにサロンを開催いたします。視覚障害の方は図書館利用の有無と関係なくどなたでもご参加いただけます。*予定は事情により変更になる場合がございます。
3月から5月の日時・内容を紹介いたします。是非ご参加ください。
3月8日(土) スポーツ体験会 スポーツセンターとの連携イベントです。
フライングディスク体験とストレッチ
場所 プラザ1階 体育室 13時~15時
ストレッチは自宅でも簡単にできるものをピックアップして行います。
フライングディスクは音を頼りにゴール(リング)に向かってディスク(わかりやすくいうとフリスビー)をなげるというスポーツです。初めての方でも取り組みやすいですし、体力がそれほどなくても楽しめるものとなっています。
最近運動していないなという方も含めて是非新しい世界を体験してください。当日は動きやすい恰好で、また上履きをもってご来館ください。
4月12日(土) 博物館見学とさくらライブ 風仁との連携イベントです。
場所 堺市立博物館 10時~11時30分
さくらライブ プラザ3階大研修室 13時~16時 有料1000円
申し込み 必要 参加希望の方は必ず申し込みください。
午前中は「百舌古墳群の魅力と不思議~聞いて触って味わう堺の魅力」と題していろいろなものに触れながら学芸員のかたの説明を聞きます。その後は観光ボランティアに大仙公園の説明を聞きながらプラザにもどります。午後からはギターライブの鑑賞です。午後のみ有料で1000円となっていますのでご注意ください。
5月17日(土) バリアフリー映画体験会
場所 プラザ2階 研修室 13時~16時
申し込み 特に必要ありませんが、人数把握のため予定の方は連絡ください。
上映映画 まぼろしの邪馬台国
昭和32年、災害の際に土器の破片を見つけたのを機に、邪馬台国の探求を始めた目の不自由な康平(竹中直人)。そんな夫に妻の和子(吉永小百合)は魏志倭人伝、日本書紀、古事記などを繰り返し読み聞かせ、九州各地を二人で旅しながら、康平の口述を和子が書き留める共同作業で「まぼろしの邪馬台国」を著す。
◯パソコン、点字初心者向け講習会 隔月で開催中
交流サロンの日程に合わせて初心者向けのパソコン体験講習会、点字の読み方体験講習会を開催いたします。興味があるけれど受講する機会がなかった、一歩を踏み出せなかったという方どうぞお越しください。一度だけの体験ですのでお気軽にどうぞ。
日時 交流サロンがある日の午前中。10時~ 1時間程度
場所 プラザ2階 閲覧室
定員 5名
内容 偶数月 パソコン 奇数月 点字
*日程の変更、定員、準備の関係がありますので、申し込みをして来館するようにお願いいたします。職員の原田まで申し込みください。申し込みは空きがあれば前日まで受付いたします。
◯メールでの情報配信のご案内
現在、図書館からの情報発信はこの「わびさび」だけですが、発行時期によってはプラザの行事等の情報を発信できないことが少なくありません。そこでメールでの情報発信をしてなるべくタイムリーな情報を提供していけるように考えております。まだまだ発行回数は少ないですが、登録希望のかたは
登録希望の方は tosho@sakai-kfp.info まで
件名にメール配信希望と書き、本文に氏名を記入の上送信下さい。準備ができ次第情報を発信していきます。また登録者はわびさびもテキストデータで配信させていただきます。従来通りわびさびは点字や録音で必要な場合は、本文にわびさび点字希望、わびさびCD希望と書いておいてください。特に記載がない場合はテキスト配信に変更させていただきます。
*登録した方で配信が届かないかたはご連絡ください。 担当荒木まで
貸し出し担当より
◯話題図書紹介
今回はドラマ化され「倍返しだ」という流行語で話題になりました、半沢シリーズの池井戸潤著作の図書を紹介いたします。
ご紹介するタイトルは全てデイジー図書、点字図書ともに制作されています。
他館制作の図書ですので貸出までお時間を頂くと思いますが、皆様からのリクエストどしどしお待ちしております。
池井戸 潤著作 貸出ランキングベスト10
- オレたちバブル入行組
銀行員 半沢直樹シリーズ第一弾
- オレたち花のバブル組
銀行員 半沢直樹シリーズ第二弾
- 七つの会議
中堅電機メーカーで起こった不祥事に巻き込まれていく社員たちを描く群像劇
- 下町ロケット
横暴な大企業に振り回され、存亡の危機に陥った町工場を描いたビジネス・エンターテインメント 第145回直木賞受賞作
- 鉄の骨
談合という「悪しきしきたり」に放り込まれた新人ゼネコンマンを描いた迫真の企業エンタメ
- かばん屋の相続
銀行を舞台にした短編集
- 民王
国会騒然!日本の政治はいったいどこへいってしまうのか!?胸がスカッとする痛快エンタメ政治小説
- ロスジェネの逆襲
銀行員 半沢直樹シリーズ第三弾
- 果つる底なき
江戸川乱歩賞受賞作の傑作金融ミステリー!債権回収担当の同僚が、謎の言葉と不正の疑惑を残して死んだ。先端企業への融資をめぐる大銀行の暗部に立ち向かう!
- シャイロックの子供たち
ある町の銀行の支店で起こった、現金紛失事件を舞台にした連作短編集
図書館からの報告
◯アンケート結果のご報告
昨年度は利用者の方半数に満足度アンケートにご協力いただきありがとうございました。今年度は前年度アンケートを実施していない方にご協力をいただいております。
遅くなりましたが簡単に結果をご報告いたします。
アンケート対象者は150名、回答者は68名で回答率45%でした。
利用者の年代ですが全体的なご高齢の方が多く、60代以上が約8割を占めました。利用地域は北区が一番多く3割、堺区と南区が2割でした。美原区の方はいませんでした。センターの利用回数ですが2~5回という方が一番多く約4割、10回以上という方も約2割いらっしゃいました。センターを利用しない理由もたずねましたが、場所を知らない、移動手段がないという方が3割ずついらっしゃいました。満足度は約6割の方に満足いただけていましたが、少し不満という方も1割弱おられました。
ご回答をいただいた方ありがとうございました。センターでは皆様により満足してご利用いただけるように努力してまいります。よろしくお願いいたします。
◯話題のダイヤログインザダークに職員が参加してきました。王田
「純度100%の暗闇体験 ~ダイアログ・イン・ザ・ダーク~」
去年の6月半ばの月曜日。4月にオープンして2か月程経った「グランフロント大阪」に初めて足を踏み入れました。
平日にもかかわらず結構な人出です。休日だともっとすごいのでしょうね。
「グランフロント大阪」は、JR大阪駅が最寄り駅。2階に連絡橋があり、手前から奥に向かって、南館、北館、ホテルと、3つの建物で成り立っています。このうち、真ん中にある北館の低層階が「ナレッジキャピタル」と呼ばれる複合施設です。企業や研究機関、大学等が、来館された方々が実際に体験する事で、その成り立ちや仕組みなどを理解する事が出来るように工夫された発信基地にもなっています。今回体験した「ダイアログ・イン・ザ・ダーク~対話のある家~」も、こちらの4階、積水ハウス「住ムフムラボ」内にあります。
受付で予約していた名前を伝え、荷物を全て預けて準備万端!時間になり全員揃ったところで、いよいよスタートです。とはいえ、いきなり真っ暗闇には目が慣れないので、まずは薄暗い部屋へ。1人ずつ白杖も手渡され、その使い方や、探索の仕方などの説明を受けます。目だけでなく、意識も暗闇モードへ。それぞれの顔がぼんやりとしかわからない中、各自が呼んで欲しい名前で自己紹介。アテンド役の「たえ」さん、2名で参加の「あやちゃん」と「こず」さん、4名参加の「あいちゃん」、「かずちゃん」、「まさ」さん「おーちゃん」の計7名。皆がひとつの家族となって、これからの時間を「お家」で過ごします。
少しずつ照明が落とされ、とうとう真っ暗闇に。誰がどこにいるのかは、もう、声だけが頼りです。そしてこの先、扉の向こうに広がるのは『純度100%の暗闇』。アテンド役のたえさんがそのように紹介された、私たちが初めて体験する世界です。目を何度パチパチと瞬きしても、閉じた時と全く変わることのない暗闇。目の前に手を持って来ても、どんなに頑張っても、全く見る事ができません。
まずは周囲を探検してみましょうという事で、皆で周囲を探索。最初は慣れない暗闇にこわごわ探索していた人たちも、だんだん慣れてきて、「ここ、なんかある~」「あ~、虫の声がする~」。感想を言い合うことで誰がどこにいるのかがわかります。
さて、今回のミッションは「お家で過ごすこと」なので、お家の中へ。壁を見つけて、皆が列になって進みます。「あれ?かずちゃん、どこ~?」「かずちゃん、ここ~」「えっ?なんで後ろにおるん?!」さっきまで前にいたはずの人が、なぜか後ろにいるという不思議な事もありつつ、「左曲がったら段差があるよ~」「はーい、左曲がったら段差ね~」と、前の人が後ろの人に状況を説明しながら、全員無事にお家に入る事ができました。
お家の中では新たな家族がお待ちかね。いつものように和室で寝てた?唯一の男性、グッチさん。和室のお部屋は畳のとても良い香りがしていて、お昼寝すると気持ち良さそう。
少し懐かしい昭和な感じの和室を探索した次は、庭に降りての探検。そこで私の冒険心はとうとう暴走を始め、気付けばひとり、なんだか野趣あふれる場所に・・・。「あ、あれ?えーっと、そこまでどう行きましょう?(苦笑)」そんな私を救出してくれたのはグッチさんとたえさん。私の声から位置を確認し、的確な説明で誘導して下さいました。
庭では探検だけでなく、皆で土いじりも楽しみました。植木鉢に7~8分目まで土を入れるのですが、見えないとイマイチ良くわからない。あやちゃんが「どのくらい?わからへん」とたえさんに尋ねると、「これくらい」「え~?見えへん!」とのやり取りに皆で笑い、たえさんから「大丈夫!適当で良いよ。誰も見てないから」と答えが返ってまた大笑い。それぞれ、ひまわりと朝顔の種のどちらかを選んで植えていきます。最後に、木のプレートに各自見えないながらもマジックで文字を書き、植木鉢に挿して終了~。
和室に戻って、ちゃぶ台を中心に飲み物とお菓子でまったり。庭から聞こえる虫の声と、畳の良い香りに思わず寝転がってゴロゴロする人も。皆それぞれ思い思いにくつろいで、気持ちの良い時間を過ごすことが出来ました。
この間、話題に上ってきたのが「グッチさんはどんなひと?」。明るい中で唯一会っていない人だったので、皆声のイメージからそれぞれに想像し、まささんは「絶対ポッチャリ系の人!」とイメージし、他にも「とっても若い」など、グッチさんはすっかり皆の「お茶請け」にされていました(笑)。
さて、楽しい時間は本当にあっという間。今度は家の外に出る事になりましたが、私の中では右手側が出口だと思っていたのに、ほぼ正面が出口。暗闇だと方向感覚がとっても狂いますね。そんな中、「あいちゃん、右側に柱があるのわかりますか~?」(なんで私の位置がわかったん?!)と、ここでもたえさんの的確な誘導で出口に向かいます。
目を慣らすために、また最初の薄暗い部屋に戻ってきました。入る前と違って、随分部屋が明るく感じられます。目を慣らしながら、それぞれで体験した感想を言い合いました。「最初すごく緊張したけど、楽しかった」とか、「視覚以外の色々な所を使って探検したので、使わない筋肉を使ったみたいで、ちょっと痛い。」とか。「植木鉢に土や種を植えるのは見て確認が出来なかったので難しかった」という声に、たえさんの「周りを気にしたり、比べたりができないので、性格が出ますよ~」という言葉が印象的でした。
最後にたえさんたちと握手をして完全に終了。外に出て、アンケートの記入場所でようやく皆さんと明るい光の元での対面。ずっと声だけでのやり取りだったので、「知っているのに知らない」、「知らないのに知っている」というような、とても不思議な気分です。
「和室でくつろぎまくってた『こず』です」「あ~!」ちょっとした種明かしの時間でした。
種明かしと言えば、もうひとつ。グッチさん、実際はどんな人だったか気になりませんか?
ミッション終了後の薄暗い部屋で、「出にくいなぁ」(←そりゃ、そうだわ)と言いながら、皆が植えた植木鉢を持って登場してきました。そこには「若くてスリムな青年」が(笑)。声からのイメージは難しいものですね。
それぞれが植えた植木鉢は、今日の記念のお土産でした。「これを見るたびに、今日の事を思い出すでしょ~」と、たえさん。確かに。
持ち帰った「あさがお」は、階段の踊り場で送り迎えをしてくれています。和室で過ごした時間のように、とてもゆっくりのんびり育っているので、花が咲くのはまだまだずっと先のようですが、おかげでこの体験の記憶は、私の中で深く根付いてくれそうです。
いかがでしたか?「積水ハウス × ダイアログ・イン・ザ・ダーク ~対話のある家~ 」。体験したのは、第1回目の開催期間でした。テーマは「初夏」でしたが、9月26日まで開催される第2回は「夏」がテーマ。今後の開催はまだ未定との事ですので、興味を持たれた方は、事務局あるいはHPでご確認ください。また、こちらは大変人気のあるプログラムですので、もし開催される場合は、お早めに申込みされることをお勧めします。
参考までに、プログラムについてのご紹介をしておきます。
料金(税込):大人3,500円 学生2,500円 小学生1,500円
問合せ先:「お問合せ事務局」0120-29-2704
前売りチケット予約・販売URL dialoginthedark.com
図書館サービス利用についてお知らせ
◯レファレンスサービスしています。
利用者の皆様が学習・研究等を目的として必要な情報がある場合は、貸出担当が必要とされる資料を検索いたします。ぜひご利用ください。
読みたい本がわからない場合は、ジャンル(例えば歴史もの、推理物、エッセイ等)をお伝え下さいますようお願い致します。いくつかご提案いたします。
なお、図書館では皆様に貸出した本の情報を記録し保存することは、プライバシー保護の観点からも実施しておりません。可能な範囲で以前の貸出情報を確認いたしますが、ご希望に添えない場合もございますのでご了承ください。
○貸出図書破損等について
最近、貸し出しをした図書の破損(CDの傷、ケースの一部破損)が返却の際に見つかることがございます。皆様には十分注意をしてご利用頂いていると思いますが、後に利用される方が使いやすいように、今後ともご協力をお願い致します。通常ご利用いただく範囲での破損等については問題ございませんが、紛失等については実費弁償をしていただく場合がございますのでご了承ください。
○プライベートサービスについて
以下のプライベートサービスを実施しております。是非ご利用ください。
・プライベート点訳・音訳
ご希望の書籍、書類、説明書等を点訳、音訳いたします。内容によってはお受けできない場合もございますので、まずはお電話にてお問い合わせ下さい。データは必要に応じて、各種メディアにコピー・点字印刷いたします。
・プライベート点字打ち出し
ご希望の点字データを印刷致します。なお、多くの方々にご利用いただく為、一人で多くの印刷を希望される場合はお時間を頂く事がございますので、あらかじめご了承下さい。
点字印刷代 1ページ5円 ファイルが必要な方は1冊300円
・図書データのメディアへのコピー
必要な図書データを各種メディアにコピーいたします。コピー希望の方はメディアをお持ち下さい。SDカード、USBメモリへのデータコピーもいたします。SDカード、USBメモリは空の状態でお持ち下さい。
なお、メディアをお持ちでない方は、CD 1枚80円、カセット1本95円でご用意いたします。
・対面朗読(一部代筆含む)
ご希望の書籍、書類、説明書を代読・代筆いたします。内容によってはお受けできない場合もございますので、まずはお電話にてお問い合わせ下さい。音訳中は各種メディアに録音をしていただくことが可能です。録音機器はカセットテープレコーダーを設置していますが、そのほかはご準備ください。
なお、貸出サービスや各種お問い合わせを含む、図書館内全ての利用時間は、火曜日~土曜日の午前9時半から午後5時までとなっております。
プラザに来館される方へ
館内移動を支援する機器、シグナルエイドの貸し出しを行っています。
シグナルエイドは、厚労省の日常生活用具給付対象品の『歩行時間延長信号機用小型送信機』と
いう項目で指定された製品です。プラザ内には信号機がありませんので、なぜ?と思われる方も多
いかと思います。この機器は施設に取り付けられている受信装置と連動して施設内の場所を音声で
伝えてくれます。例えば・・・トイレ、玄関、エレベーター等々です。すでにこの機器をお持ちの
方はプラザ内でご利用いただけます。また持っていないけれど体験したいという方はプラザ1階の
総合案内に申し出ていただければお貸し出しをしております。操作は簡単で電気信号届く範囲内でボタンを押すだけです。そうすると「ピンポーン。○○○○はこちらです」とアナウンスが流れる仕組みです。
堺市立健康福祉プラザ 視覚・聴覚障害者センターの職員体制について
職員、アルバイトを含め全員で15名です。点字図書館7名。聴覚障害者情報提供施設7名と、全体の事務を取り仕切る1名です。
カウンターでお声をかけられる場合は、例えば「図書館利用の○○」とお願いいたします。また、聴覚施設の職員の中には耳が不自由な職員もおりますので声をかけて頂いても気づかない事がございます。ご理解・ご協力をお願いいたします。
駐車場の使用について
駐車券をカウンターにお持ちください。身体障害者手帳をお持ちの方、ボラティア活動をしていただいた方は無料になります。
食事場所について
センター周辺は飲食店があまり多くありません。プラザの近くでは、5分ほどのところにローソンが1軒とスーパーやパン屋さん等が有ります。センターの1階にカフェがございます。お昼のランチ600円です。作業所の方が作ったパンも販売をしております。飲食できるスペースは4階エレベーター前のホールにございます。簡単な打ち合わせ等にもご利用いただけますのでご活用ください。
アクセスについて
南海バス 堺東駅前バス乗り場より
※下記のどの路線からでもお越しいただけます。
★一番近いバス停へ行きます
2 系統(宮山台経由 泉ヶ丘行: 10 番のりば)
「旭ヶ丘」バス停下車 約 10 m
★少し歩きます
1 系統(西区役所前行: 9 番のりば)
「塩穴通」バス停下車 東へ約500m(徒歩7分)
3 系統(東山車庫前行: 3 番のりば)
「塩穴通」バス停下車 東へ約500m(徒歩7分)
発行 堺市立健康福祉プラザ 視覚・聴覚障害者センター
発行人 岩井和彦
住所 〒590-0808 堺市堺区旭ヶ丘中町4丁3番1号
開館時間 9:00~17:30 休館日 日曜日・月曜日・祝祭日・年末年始
電話 代表 072-275-5024
貸し出し専用電話 072-275-5027
FAX 072-243-2222
E-mail 代表 tento@sakai-kfp.info
貸し出し専用 mailtosho@sakai-kfp.info